Coming soon! 羊蹄山麓のアスパラ!その1


もうすぐやってきますよ、アスパラの季節が!

甘くてジューシー、旬のアスパラはやっぱり北海道産!

と思ってくださる方も多いことでしょう。その中でも、特にニセコ周辺にはアスパラに関するエピソードが多いのです。

アスパラが採れはじめるまで、あと1ヶ月ほど。

それまで、ちょこっとこのお話を読んでお待ちください〜!

その1では → 北海道、いやニセコエリアとアスパラの熱い縁

その2では → ところで、グリーンとホワイトって何が違うの?

というお話をしてまいります。

採れたてアスパラ
ふふふ、もうすぐやってきますよ、この時期が!

北海道、いやニセコエリアとアスパラの熱い縁

日本で初めてアスパラが栽培されたのは、ニセコから車で1時間の岩内町というところです。日本海に面し、ニシン漁で栄えたこの街は今でもおいしい魚介がたっくさん獲れるところ。

なぜ、ここがアスパラ発祥の地なのか?

それは。

冷害に負けない作物を育てたかった

という情熱があったのです。

1913年、岩内出身で農業指導に当たっていた下田喜久三さんは、冷害で多くの農家が被害を受けたことに心を痛め、「寒さに強い作物とは何か?」と研究を始めます。その結果、行き着いたのがアスパラでした。

下田さんはアスパラの栽培指導をするほかに品種改良にも取り組み、アスパラの加工会社も作りました。やがて外国産をしのぐと言われるほど品質の良いアスパラが生産されるようになったのです。

その後、アスパラ栽培は羊蹄山麓へ

ニセコのアスパラ畑
ニョキッと伸びています。雨の翌日はよく伸びるのだとか

その後アスパラ栽培の拠点は、内陸の羊蹄山周辺へ移ります。特に栽培が盛んになったのは、喜茂別町。ニセコエリアでもいちだんと冷え込みが厳しく、雪の多いエリアです。

そしてルスツ・ニセコといった、スキーリゾートエリアでも盛んに栽培されています。

共通するのは、どこも山間部で朝夕の冷え込みが厳しいこと。

朝夕の寒暖差が大きいところだと、野菜はとっても甘く育ちますよね!

さて、アスパラはとっても元気のよい植物なので、刈り取ってからもぐんぐん伸びようとします。すると体内の糖分を使ってしまうので、甘さが落ちてしまうのです。

日に当たって暖まると、その熱が中にこもり伸びる原因になるので

甘く育ったアスパラを、甘いまま送るために

農家さんは朝4時から刈り取りスタートなのだそう!

とにかく暖かくなる前に、作業を終わらせるとのこと。気温は15℃あるかないかの時間帯です。

知ったときは「へ?」と言ってしまいました。

だいたい、6時には刈り取りが終わり、午前中に箱詰めして出荷してくださるそうです。おまけに刈り取ると、アスパラの切り口から水分がポタポタきたりするのだとか・・・

ううっ、ちょっと書くのが辛くなってきました(食べたくて)。

NISEKO topiko!では、羊蹄山麓のコダワリ農家さんのアスパラをお届けします!

●グリーンアスパラは・・・留寿都村「よしかわファーム」さんのもの

https://store.shopping.yahoo.co.jp/niseko-topikomarket/ykf0001.html

●ホワイトアスパラは・・・喜茂別町「小松平農園」さんのもの

https://store.shopping.yahoo.co.jp/niseko-topikomarket/kmd0002.html

ご予約は5月10日までの予定です。(数量限定)

アスパラはシーズン初めが甘みがのっていると言われます!

ぜひ走りのアスパラを逃さず味わってくださいね!