捨てないで！しわしわのじゃがいも

長期間ジャガイモを保存しておくと、だんだんシワが寄ってきて、しまいにはふにゃふにゃに・・・なんてことありませんか。

うわ、干からびちゃった・・・捨てなくちゃ・・・涙

ちょっとお待ちください！それ、とってもおいしいじゃがいもですから！！！

今日は、しわしわになってきた越冬じゃがいも「きたかむい」を料理してみます。

水分を減らして凍らないようにした結果

しわしわになるのは、水分が抜けているから。

真冬の寒さの中で凍らないように、細胞内の水分を減らして

糖度を高めているからなのです。

デンプンも糖などに変化するため、甘みがググっと増した状態になっています。

ただ、いかんせん見ためがアレなので、この状態で出荷されることはありません・・・

ご自宅で保存していた方のみが出会える貴重な状態です。

さて、お味はどうか。試してみましょう。

しわしわになると弾力があるため、皮を薄くむくのが難しくなります。

それをいいことに、大胆にむいてしまうガサツな私です。

半分（一口くらい）に切って、肉じゃがを作るために用意しておいた

煮汁の中に放り込みます。（じゃがいもを下ゆで、なんて面倒なことはしません！）

ただでさえ甘い「越冬きたかむい」ですが・・・

この状態になると、さらに甘くてしっとり！

見ためが悪くなってきたからと言って捨てずに、おいしく食べてくださいね！

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